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2011年3月10日 (木)

谷根千かしまし娘 Vol,3

109

森鴎外が亡くなる前の30年間住んでいた

観潮楼の跡地がある。

吾輩は猫である・坊ちゃん・草枕を書き上げた

夏目漱石居住跡地がある。

明治・大正の面影の跡がある

文豪の街を行く。

不忍通り千駄木駅から根津駅方面へ行く。

今までにも増して駆け足で行く。

せっかく楽しみにしていた谷根千散歩

どうして駆け足で行く?

あせりはじめたのである。

次の用に向かってあせりはじめたのである。

セイテハコトヲシソンジル。

よく胸の内に言い聞かせているコトバなのだが

どうにもこうにもその日の時間配分が次の用事へとせまっている。

でも電車には乗りたくなかった。

谷根千さんぽ 

根津も千駄木も歩かねば

谷さんぽ ではないか。

谷さんぽ 格好のつかぬ散歩のネーミングだ。

なので駆け足で行く。不忍通りをただひたすらまっすぐ行く。

そんな事情で前のめりで歩いていると

前方に3人組みの年配の女の方が横並びに広がっていた。

かしましいお喋りを繰り広げている光景が目に耳に入ってきた。

『 あら ほら こんなとこに帽子 落ちてるわよ 』

『 ほんとだ あら これ ここに掛けておいてあげましょ 』

『 ああ それでわかるんじゃない 』

『 帽子が落ちてるなんて珍しいわね 手袋はよく落ちてるけどね 』

『 そうそう手袋 よく落ちてる 』

『 ほんと よく落ちてる 落ちてる 』

『 しかも 右がわ ばっか 』

『 そうそう 右がわ ばっか 』

『 なんでだろうね 右がわ ばっかなのよ~ 』

わあははははあはあは と

最近 道によく手袋が落ちていると しかも拾ってみると

きまって右がわの手袋だ と大盛り上がりなのである。

ここで はたと 谷さんぽ 谷中での

正確には日暮里での出来事を思い出した。

手袋を落としたことを思い出した。

親切な方に 落としてすぐ教えてもらえたので

今私の両手をやさしく包んでくれている手袋なのだが

もしそのまま落としたままで 

このかしまし3人娘に拾われたとしたら

私の手袋は右左兼用の手袋である 

が たぶん きっと 

右がわ 

ということになるのであろう。

それくらい力強いマンパワーを感じた。

素晴らしい。

谷根千さんぽ

また来よう。

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