日本銀行金融研究所貨幣博物館見学記Vol・3
1881(明治14)年
印刷技術が進歩してきた日本は
偽造防止を目的として
日本初の人物像入りで、女性の肖像が描かれた
『 神功皇后札 じんぐうこうごうさつ 』を発行した。
1877(明治10)年に西南戦争が起こり
その戦争費用調達のため政府紙幣や
国立銀行紙幣が大量に発行され、紙幣の価値が下落し
激しい物価の上昇(インフレーション)が発生した。
大蔵卿松方政義 おおくらきょうまつかたまさよし は
思い切った増税と経費の節減(松方財政)によって
紙幣の回収を進め、インフレーションを収めることに成功。
松方政義はまた、お金の価値の安定を図るために
中央銀行の設立を提案。こうして
1882年(明治15)年に中央銀行として日本銀行が誕生。
その3年後の1885(明治18)年
最初の日本銀行券 『 大黒札 』 が発行される。
この銀行券は、薄い青色(偽造防止策=写真にうつりにくい)に
大黒天を描いたもので、用紙を丈夫なものにするために
コンニャクの粉を入れるなどの工夫をしたが
青色の顔料の中の鉛が、温泉地では硫化水素と化学反応を起こして
黒く変色してしまったり、コンニャクの粉が入った紙幣は
ネズミに食べられてしまうといった事例が重なり
その後改良が加えられた。
『 大黒札 』
絵柄も可愛いし
エピソードもキュートですね ♪
物などと交換すること
値打ちを計ること
貯めること
古の時代から現在まで基本的に変わらず
この3つの働きがあるお金
お金とはイイ関係であり続けたいですね♪
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